神戸新聞が、今年の元旦から1月10日まで7日シリーズで、『不正の温床―政務活動費制度を考える―』と題して連載記事を掲載しました。
この記事を読んだ多くの西脇市民の方から、私の所にも意見が寄せられました。野々村兵庫県議の『号泣会見』を契機に、政務活動費(政活費)の支出について市民が厳しい視線が注がれるようになりました。兵庫県議会では妻同伴の旅費に支出、神戸市議会では選挙資金の裏金に支出、大阪市議会では高級車購入代金をリース費用として支出、高砂市議会では政治資金パーティ券購入に支出など、不正が全国的にどんどん明るみに出てきています。
政務活動費は、本来、地方議員の調査研究などに交付されるお金です。政務活動費の支給額は、兵庫県内の議会でも大きく異なります。一人当たりの月額では、多い所では、県議会の45万円、神戸市議会の38万円、西宮市議会の12万円、尼崎市役所の10万円、少ない所では、西脇市議会の約3700円、養父市・香美町・新温泉町の5000円があげられます。また、加東市や多可町は、0円です。
西脇市議会の政務活動費は、年間44500円で、政務活動費を支給している市町の中で最低です。また、政務活動費の支出については、領収書が必要で、インターネット公開もされています。
西脇市議会では、政務活動費が活用できる項目を厳密に規定しています。議員として必要な調査研究活動に限られています。議員ニュースの発行の費用は、認められていません。多くの場合、必要な図書の購入、研修視察費に充てられているようです。私の場合、JIAM(全国市町村文化研修所)での研修費用に活用しています。ただ、どうしても、年間44500円(月約3700円)では足りません。
私は、市議会議員が調査研究や視察研修を行い、その成果を議員活動の中に活かし、さらに市民にその情報を提供するために必要な政務活動費は必要だと考えています。
その支出は、1円であっても領収書が必要であること、収支についてはインターネット公開をすること、支給は事後支給にすること、当然全市民に視察内容を報告することを義務付ける必要があります。
西脇市議会でも、政務活動費について議論を行い、今後の方向性を出すべきだと考えています。ただ、年間44500円の政務活動費であっても、執行率が76.8%であることは、使っていない議員もいるということになります。このことも、問題だろうと思います。すべての議員が、議員活動を活発に行い、必要な政務活動費はいくらが適当なのかをそれぞれの実践の中から判断すべきだと考えています。